この記事の目次
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日本でお薬手帳が導入したきっかけは、1993年に起きた「ソリブジン事件」です。異なる病院から抗ウイルス剤と抗がん剤を処方された患者15名が、2つの薬を併用したことにより亡くなりました。
いつも使用しているお薬のいつ・どこで・どんなお薬が・どのくらい処方されたか記録しておくことで「薬の悪い飲み合わせ」を避けることができ、自分の命を守ることにつながります。
また1995年に起きた「阪神・淡路大震災」では、お薬手帳を持っていた方は「処方せん」がなくても、服用中のお薬を受け取ることができる場合がありました。災害や緊急時にも備えて記録、持ち歩きましょう。
お薬手帳は基本的に病院・薬局から無料でもらえます。1冊目を使い切ってしまった場合、2冊目以降も無料でもらえます。また、有料で購入できるお薬手帳もあります。
異なる医療機関から処方されたお薬や市販薬情報の記録があることで、新たにお薬を処方されるときに、副作用や悪い飲み合わせを避けることができます
お薬手帳を持参することで、医療費を節約できる可能性があります。自己負担3割の方の場合は「約40円」医療費が安くなります。その条件とは
災害時にお薬が手元になくても、お薬手帳で持病の薬であることが確認できた場合、お薬を受け取ることができます。
※原則は薬局から主治医に連絡し、処方内容の確認後お薬を受け取れます
アプリから処方せんを送信して「調剤予約」ができます。お薬の受け取る時間は、ご自身の希望する日時を選択することができるため、時間の有効活用できます。また予約することで薬局内での待ち時間短縮・二次感染予防につながるため、コロナ禍以降さらに利用者が増えています。
飲み忘れ防止のために、アラームの設定や服用期間、服用記録をカレンダーで管理できます。また、通院スケジュールやワクチン接種スケジュールも一緒に管理できる機能もあります。
血圧、血糖値、脈拍、体重、体脂肪率、体温、体調や食事内容など、自身の健康状態を視覚的に管理できます
ブランド、施設規模に問わず、全国の薬局・ドラックストア約1.8万店舗*で処方せん予約ができます。また、登録されたことのある薬局数は約5.9万店舗*あります。
*…2022年4月末時点
災害や緊急時、電波が届かない場合でもEPARKお薬手帳に記録している「お薬情報」の閲覧ができます。*服用中のお薬が手元にない場合に、お薬情報の提示に活用いただけます。
*予約や薬局検索機能の利用はできません
紙のお薬手帳ではシールを貼ってお薬情報の管理をしますが、お薬手帳アプリの場合は「QRコード」「写真登録」「直接入力」3つの方法があります。EPARKお薬手帳では3つの方法に加え「自動連携」というアプリ内に自動でお薬情報を登録する機能*があります。記録忘れや手間をはぶくことができます。
*一部対象薬局のみ