ブスコパンの使用後に気を付けること(効果・副作用について)
『ブスコパン錠10mg』の副作用
YJコード:1242002F1330※1
この薬の作用と効果について
抗コリン剤で、鎮痙作用、消化管運動抑制作用、胃液分泌抑制作用、膀胱内圧上昇抑制作用などがあり、消化管、尿路や膀胱などの筋肉のけいれんや過度の緊張による痛みを抑えます。
通常、胃・十二指腸潰瘍、食道・幽門けいれん、胃炎、腸炎、腸せん痛、けいれん性便秘、機能性下痢、胆のう・胆管炎、胆石症、胆道ジスキネジー、胆のう切除後の後遺症、尿路結石症、膀胱炎、月経困難症のけいれんや運動機能亢進の治療に用いられます。
この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)
主な副作用として、口渇、便秘、眼の調節障害(見えにくい)、動悸、鼓腸(腸にガスが溜まる)、発疹、蕁麻疹、紅斑、かゆみなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
EPARKお薬手帳アプリなら、登録したお薬の副作用・効果効能、飲み合わせチェックがいつでも確認ができます。
『ブスコパン錠10mg』の登録はこちら>>
『ブスコパン錠10mg』の飲み合わせチェックはこちら>>
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
・吐き気・嘔吐、寒気、呼吸困難[ショック、アナフィラキシー様症状]
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
※1 YJコード「1242002F1330」販売名『ブスコパン錠10mg』の「くすりのしおり」から抜粋(https://www.rad-ar.or.jp/siori/ くすりの適正使用協議会)