イナビルの使用後に気を付けること(効果・副作用について)
『イナビル吸入粉末剤20mg』の効果・副作用
YJコード:6250703G1022※1
この薬の作用と効果について
A型またはB型インフルエンザウイルス表面に存在する酵素(ノイラミニダーゼ)を選択的に阻害して、新しく形成されたウイルスの感染細胞からの遊離を阻害することにより、インフルエンザウイルスの増殖を抑えます。
通常、A型またはB型インフルエンザウイルス感染症の治療に用いられます。
この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)
主な副作用として、下痢、吐き気、胃腸炎、蕁麻疹、めまいなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
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まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
・失神、呼吸困難、蕁麻疹、血圧低下、顔面蒼白、冷汗[ショック、アナフィラキシー]
発作的な息切れ、喘鳴(ヒューヒュー音)、呼吸しにくい、動くと呼吸しにくい[気管支攣縮、呼吸困難]
・急に走り出す、徘徊する[異常行動]
・発熱、眼球結膜の充血、唇のただれ、のどの痛み、円形または楕円形の赤い発疹[皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死融解症、多形紅斑]
※1 YJコード「6250703G1022」販売名『イナビル吸入粉末剤20mg』の「くすりのしおり」から抜粋(https://www.rad-ar.or.jp/siori/ くすりの適正使用協議会)